YAMAHA P-200を修理?

YAMAHA P-200という1999年製のデジタルピアノを持っている。確か当時セールで13万円くらい売っていて、神田の楽器屋で買った。デジタルピアノなのにピッチベンドホイール付きなので「チックコリア好き」に向いている機種。うすらでかく邪魔なので、捨てようかとも思いつつ、今日に至る。20年以上たった今でも、音色はピアノもエレピもそんなに悪くないと思うのが、捨てるに至らなかった理由の一つ。

しばらく弾いていなかったが、たまたま弾こうと思ったら、左半分の鍵盤が激重で、前回、鍵盤のぼこぼこ音がうるさいのを消すために、ハンマーの下に戸当たり用のフェルトを貼ろうと筐体の蓋を開けた時、鍵盤のフレームにひびが入っていたことを覚えて、これが悪化したせいだろう考えた。今回も筐体の蓋を開けて、明らかに壊れていて、鍵盤激重が直せないようならいよいよ捨てようと考えた。

YAMAHA P-200のメンテナンス - 脳内メモ++ (fc2.com)

こちらのページを参考に、鍵盤の外し方を思い出して、左半分の激重鍵盤部分だけ取り外した。上のページでは包丁で鍵盤を外しているが、薄い15cmの金尺で鍵盤の付け根近くを押して外していった。

黒いフレームがバキバキに割れている。

割れているのが一か所ではないので、割れをリペアする気もしない。

そのまま鍵盤を戻しながら、一鍵、一鍵タッチを確かめると、ガチャガチャ鍵盤音がうるさいが、激重は解消されている。

鍵盤を外して、戻すだけで弾けるようになった。鍵盤音はガチャガチャがひどいが、グリスアップなどということをしていないので、しばらくすれば馴染んて多少はましになることを期待する。なんで激重鍵盤になっていたのか不明。また、捨てる機会を失った。

凄い半導体の数、大きさ。

そして、ミシェルカミロのオンファイヤをすごいガチャガチャ鍵盤音をさせながら弾く。