すみだジャズ 錦糸町駅周辺会場 再開後2年目

一日目、晴れ。日差しがあると汗が出るが、クレイジーな暑さの7,8,9月に比べたら嘘のよう。二日目雨でどれだけ中止が出るか予想がつかないので、一日目を頑張った。

まずは、12時枠でなんか面白いの無いかなと探したら孤独のグルメサウンドトラックのバンドが出るみたいなので見た。スタートから見れなかったが、「店を探そう」がちょうど聴けた。ソプラノ笛笑った。笛に小さいマイクが2個付いてた。多分マイクの方が何百倍も高い。

この後ずっと、終わりまで見たいような枠が見つからずうろうろ。錦糸町南口、赤いオブジェの所、楽天地前、また錦糸町南口、アルカキットの親水公園側の階段。

ADAM atというバンドが錦糸公園でやっているので、プロならまあ間違えないだろうということで見た。サウンドチェックを本番開始時間の20分食い込んでやっていて、ゆずとかやって(うまかった)受けてたが、今時こういう音が流行っているのか、臨時記号あんまりなさそうな、さわやかピアノ。腕折れてるって言っていた。昔、ビリージョエルがバイクで事故にあって、ぶらぶらの親指テーピングしてライブしているという話があった記憶が。

発泡酒買って、楽天地前へ。聞いたことのない名前のミュージシャンのカバーバンドだったが、自分の知っている範囲だと、フォープレイとかあの辺の雰囲気か。強い日差しを浴びながら、発泡酒を飲んで、何となく最初から最後まで見た。その時は楽譜の裏になにか字が書いてあるなと思ったものが、後で写真を見たら、司会進行のセリフが書いてあった。初めて見た。演奏のわりにMCはやっとやっている感じではあったが。

そこから、錦糸公園のバンドで時間をつぶして、Vermillon Fieldを2014年の赤いオブジェの会場(結構な雨で、後で楽器が…だったことを翌年のMCのネタにしていた)ぶりの至近距離で錦糸町南口前で見ることが出来た。今回はベースの人の、テントの屋根が低いんだよパフォーマンスが面白かった。バークリー行った人もメンバーに何人かいて、アドリブにマイルスのジャンピエールのテーマフレーズが入っていたりする。最後のspainはソプラノsaxの方が良かったかも。

感覚的には二日目の方にいいバンドを持ってくる傾向があるような気がしていて、また、以前は、自分が聴きたいようなジャズファンクって書いてあるやつや、incognito系があったが、今回はあまり見かけなくなって、最後まで見たのは4枠ぐらい。行ったら戻って来れなそうなところに会場がどんどん分散して、自分が聴きたいようなバンドがそういうところに行ってしまったのかもしれない。というか自分の音楽の嗜好がもう古いのか。tri4thが下積み時代的なネタにしている丸井前会場が今回は無かった。ここに出すバンド、結構当りが多かった気が。

8km近く歩いたらしい。by google ロケーション履歴。プラスほとんど立ち見だったので足痛い。自転車100kmの方が全然マシ。

二日目、やっぱり雨で野外会場がダメダメ。全中止の会場以外にも、2時ぐらいから始まる会場があって、やっているところを探して歩き回った。最初、ピロティ―下の会場で、去年結構良かったバンドが出ていたのでそこから見始めたが、ビル風でとても寒く、すぐに切り上げて、一旦、家に上着を交換しに行った。ボーカルも寒くて声が良く出ないようで痛々しかった。

再び戻って、やっている会場探しにうろうろ。錦糸町駅前でソプラノsaxとボーカルがフロントのバンド、一曲ぐらい見た。錦糸公園、ドラムセット組んでた。少なくとも演奏開始まで30分じゃ効かなそう。アルカキットの親水公園寄りの階段でカウントベイシー。も一回錦糸公園、見ようとしていたバンドの次のバンドのメンバーがステージに上がってリハーサルしていた。ピロティ―下の会場でバイオリンがフロントのバンドが演奏していて、コントラバスではなく、指引きのウッドベースをバックに、クラシックの聞いたことがある早弾きの名曲や、チックコリアの曲を何曲がやっていた。ここの会場はチックコリア強化区域に指定してほしい。

そろそろあちこちの会場が最終枠。錦糸町の南口に向かうと、聞こえてくる音からなんかよさげなバンドっぽかったので、そのまままっすぐ進んで、真正面で聞いた。パワーありそうな女性のVoで、エレピが頑張っていて、オリジナルラブとかあの辺の音楽をやっていた。エレピといえば、なジャミロクアイとかも確かやっていた。すぐ終わるかと思ったら、時間枠がずれていたようで、たっぷり聞けた。二日目、中止が多くて、ちゃんと見れたバンドがあまりなく、うろうろし続けることになったが、最後はまあまあ良く締められた。

二日間のまとめ

今回の結論:スピーカーに対して正三角形の頂点の位置で聞くとやっぱりいい。