梅雨の晴れ間に大弛峠

梅雨だけどこの日だけピンポイントで午後晴れの天気。目指せ夢の庭園。牧丘の道の駅まで車で。すぐそばのヤマザキで1L紙パックの紅茶2本を買って。

ここからクリスタルラインに入ると、容赦ない上り区間の開始。

コンクリート製だが木々に囲まれ滝感のある落差工が見える橋を渡ると、木々の木陰に入り、川沿いの本格山道が始まる。

そして、琴川ダムへ。見晴らし台があって、そこで早めのお昼を、ベンチが無いし、アブ?ブヨ?が来るので、うろうろ歩きながら食べる。

この時点では天気は今一。トイレに行こうと思ったら、ダム沿いに600m、管理棟まで行かなければならない。でも、ダムカードというものが玄関に置いてあって、自転車乗り歴は長いが、初めてダムカードというものを入手した。昔はダムカード=平日なイメージがあったが、今は土日に配っているところも多いらしく、琴川ダムもそうらしい。ここで30分近くこんなことをしていたので、ここからの後半、大弛峠までが前回2019年10月に来た時より楽だった。でも右足ががつり、直ったと思ったら左足もつりみたいな状態ではあった。

頂上が近づくと、頭上の木が無くなって、見晴らしが良くなる。天気も良くなって、夢の庭園での眺望が期待できる。

来た。アブ?ブヨ?もすぐ来る。ただ、結局刺されないで済んだのは、まだ暑くなりはじめなので、アブ?ブヨ?も切羽詰まっていないからだろう。ここで短パンの下にレッグウォーマー装着、手袋をロングフィンガー(登山中に転んだら手をつくことを想定)に交換して、ヘルメットを脱がずに、相変わらず段差が60cmぐらい?ある階段その他を、疲れ切った足をもつれさせながら登って行くと。

達成感。ここで琴川ダムで全部食べないで残しておいたおにぎりをベンチで食べた。

1時間くらいをこの峠で過ごし、同じルートを引き返す。

行きは曇っていた琴川ダム。

牧丘から上がってくると最終となる琴川ダムのそばの自動販売機。500ml麦茶200円。高い。

帰路は一時間以上下りっぱなしなので、ブレーキを引きっぱなし、指が痛い。途中からリアブレーキからキーキー音がするようになった。多分パッド。買ってから5年間一回も交換していない。

左側のパッド。中心近くにうっすら銀色の円が4か所浮き出している。こんな小さな部品で、ゴムのリムブレーキと比較すると、だんだん効きが悪くなることも無く、本当に長寿命だと思う。フロントも確認したが、フロントはまだ使えそうだった。

後は、露天温泉付きの安い宿に泊まり、近所の中華屋でボリューム満点で税込み700円の皿うどんを食べて、温泉につかって、歩いて12分のスーパーを探し出し、お酒を追加買いして、ぼろいけど広い畳の部屋でゆっくり過ごした。