8年ぶりの乗鞍畳平からの奈良井宿

乗鞍は遠い。大弛峠の倍以上の距離の車移動が必要。でも、たまにはあの景色を見たい。もちろん、快晴の日を狙ってゆく。狭くてビショビショしたトンネルをいっぱいくぐって、乗鞍スキー場の一番下からスタート。片道20kmくらい。

畳平はトイレが100円という情報(肩ノ小屋口トイレという公衆トイレが畳平の数km下にあった)を見たので、綺麗で無料な三本滝駐車場のトイレに行っといた。ここまでメーター読みで7kmで、木陰の下のさほど急ではない坂を来た。

2014年のほぼ同じ日に来た時は紅葉していたが、今年はまだあまり色づいていない。

ちなみに2014年のほぼ同時期はこんな感じ。

道路沿いの滝。冷泉小屋の対面。小さいが、自転車を降りて、片道25分歩きとかだと面倒なので。

登っても、やはり紅葉が少ない。

夏を乗り越えた雪も見える。真ん中あたりの白いの。

経路中、道路上からの景色の良さは乗鞍ならでは。

そして畳平着きました。鶴ケ池。

前回来たときは、登っている人がいっぱいいたので、登らないと損みたいな気持ちになって魔王岳に登ったが、今回は道路からいい景色をいっぱい見てきたし、まあいいかと思い、鶴ケ池園地に面した駐車場のようなところの縁に腰かけて、帰路(下りっぱなしで寒い)用にシャツを重ね着して、ハーフパンツの下にレッグウォーマーを装着して、靴を脱いで足をブラブラさせて疲れを取って、ダウンヒルに備えた。

7℃。どおりで寒い。

帰路は写真は撮らずにさっさと下るつもりでいたが、同じルートでも視野が変わるので、結局撮ってしまう。

14時前に下り始めたが、道は日陰が多く、クリアーかイエローのゴーグルを持ってくればよかったか。何もしないと目玉がスース―する。

標高差が、道の駅まきおか→大弛峠の3分の2なので、だいぶ楽。でも疲れた。また、大弛峠を降りてきて来た場合との違いは、白い濁り湯のかけ流し硫黄泉に入れるところ。車移動距離2倍超で得られたものその2。

そのまま帰っても、もったいない気がするので、何かないかと地図を見たら、奈良井宿(伝建協No11)という古い建物の地区があるらしい。また、ビショビショ狭いトンネルとぐねぐねでこぼこな道を走り、向かった。国道に面した奈良井宿の駐車場は数台しか止められず、何とか止められたが、これだけしかないのと思ったら、JR線路寄りにいっぱいあった。

朝一なので店もほとんど開いていないが、静かな奈良井宿を楽しんだ。